イベントレポート
2005年2月6日から13日まで、ハワイ・カウアイ島でのイアン・ダンバー先生のワークショップに参加した。
関空と成田からの2グループでホノルルに向けて出発し、参加者は九州から北海道までの50名ほどであった。
獣医師、訓練士、インストラクター、ペットショップ、動物病院で働いている人など様々、男性は3名のみだった。
若い女性が多く皆、積極的で素晴らしいと感じた。
日本での犬に対する考え方、トレーニング方法が変わっていくであろうことを感じ期待できる。
まさに変化、転換がここから始まるとも思う日々だった。
ワークショップでは、家庭犬のトレーニングの概略から始まり、気質評価、実践的なトレーニング、シリウス・パピークラスの運営法、ゲームなどで実際に子犬、成犬を使ってのトレーニングは、有意義であり実践に勝るものはないと実感するものだった。
 ハワイワークショップの様子
ヒューメインソサイエティ 正面

第一日目、これから始まるワークショップに期待と緊張。

中庭と 猫舎 大型犬犬舎




新 しい飼い主を待つシェパード
人には良いが、犬には吠えたり攻撃的な様子が見受 けられた。
賢い子でまたたく間に学習していった。
なぜシェルターの連れて こられたのか理解しにくかったが犬に対する態度で困ったのかもしれない。
私達がいる間に新しい飼い主が見つかり巣立って行った。

猫舎


成猫達の部屋、4畳くらいの部屋と庭
それぞれの場所でゆったりすごしていた。






オフィス

女性スタッフ2名 常駐している。
犬舎 西側

戸外でのトレーニ ングを行った。

フェンス

シェパードが新しい飼い主さんとご対面したフェンス。
リコールの練習にも 使った。

パピー


生後、50日のパピー達6頭兄弟の一頭
人の手を知らない子達だったが、どの子も人間を好きになり「シット、ダウン、スタ ンド」上手にできるようになった。
良い飼い主さんが見つかることと信じてい る。


生後3か月のパピー、二頭兄弟
人慣れしていなかったが、セミナー終了時には
優しく可愛い子達になり ヒールもとても上手になった。

ナラ(Mix)



シット、ダウン、スタンド、ステイなんでも上手。
新し い飼い主が見つかった。
他の犬がすぐ近くにくると嫌がって唸っていたが、きっと幸せになるだろう。

仲良くしようね。

お腹を見せてリラックス

ガイ(A.コッカー)



この子はシェルターの犬ではない。
飼い主 ご自慢の立派なチャンピオン犬で「1歳でチャンピオンになったのよ」と言われた。
さすがにステイポーズは、とても上手だがシットはしない。
ショードッグは シットしないし、ごほうびも食べない。
頑固に教えられたことを守っていたが、 シットもするようになった。
歩く姿はCHの風格そのままに優雅だった。

スプリンガー


4か月前にヒューメインから引き取られたが、お手伝いのた めに来てくれた。
新しい飼い主に愛され、すっかりなついて離れなくなっていた。

S.プードルの親子


白い方がお母さん、黒い子は一歳だが、親離れできず親犬と離すと、何も指示に従え なくなっていたが シット、ヒールなどできるようになった。

ロン(M.ダックス)


ヒューメインの職員の犬で毎日、一緒に出勤し ている。
羨ましいこと。
神経質で、シットもなにもしなかったが、オフィスでは、よい子。マットでゆったり眠ったり、飼い主の椅子の上で座っていた。

ゴミ箱


日本では見かけない汚物入れ。
ポストのように見えるが黒いビニール袋が入っている。


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