K9って?
イアン・ダンバー博士の考案されたドッグトレーニングをゲーム形式にした競技です。
1チーム9人9頭、9種類のゲームで構成されています。
2005年6月にダンバー博士の「山中湖K9ワークショップ」にジョイフルトレーニングから6名6頭が参加しました。
参加者全員がK9に魅了され、これをきっかけにジョイフルK9を開催するに至りました。
ジョイフルK9は、1チーム4名にするなどジョイフル風にアレンジして、参加しやすくしています。
ジョイフルK9のイベント風景がみたい方はコチラ >>
内容
犬と一緒の椅子取りゲームです。
音楽が始まったら、ハンドラーと犬はラインの外側を歩きます。
音楽が止まったら犬に“お座り、待て”をさせ、椅子に座ります。
犬が動いたり立ち上がったら、ラインの外に出てお座りさせます。
全ての椅子にハンドラーが座り、各々の犬がお座りをしていれば立っている人は失格になります。
椅子に座れなかったハンドラーは、“お座り、待て”をしている犬の邪魔をしても構いません。
椅子を一つか二つ減らして次ぎに進めます。
注意
お座りをさせるとき犬の体に触ったり、首輪を引っ張ったりしてはいけません。
ハンドラーは走ってはいけません。
5は、犬に触ったり、名前を呼ぶ、エサを見せる、怖がらせるなどをしてはいけません。
ポイント
ついて歩くこと
お座りの確実性と速さ
待てが長くできること
内容
犬のかけっこです。二頭ずつ競争します。
「位置について」の指示で、ハンドラーはスタートラインでホルダーに犬を渡します。
「犬から離れて」の指示で、ハンドラーはゴールラインに行き犬と向かい合います。
「ヨーイドン」の合図で犬を呼びます。
ゴールラインの内側に犬が入ったらフィニッシュになります。
注意
ホルダーが犬を掴めなかったり、嫌がったりする犬は失格になります。
お座りしたとき、尻尾もゴールラインの内側になければいけません。
ポイント
呼び戻しの確実性を高める
ハンドラーの前で座る
他の人に首輪を掴まれることに慣れさせる
内容
「ハンドラーの投げたモノを」ノーバウンドでキャッチする競争です。
ハンドラーは、キャチングレーン内で自分の犬をスタンバイさせ、ハンドラーBOXに戻ります。
ハンドラーは、15秒以内に犬にモノの投げます。
犬がモノを空中でキャッチし、着地した場所が記録になります。
注意
犬が、モノをくわえる時キャチングレーンの中にいなければいけません。
モノが落ちる前、空中でキャッチしなければいけません。
モノは、ハンドラー、犬の好きなものならなんでも構いませんが、呑み込まないモノを選びます。固いものも適しません。
ポイント
くわえることを好きにしましょう。
空中で取ることも教えます。
内容
“持って来い”“回収”競争です。回収エリアにばらまかれたオモチャやコングを取って来させます。
ハンドラーはオモチャを受け取るときハンドラーBOXの中から出てはいけません。
犬が持ってきたオモチャを受け取ったらバケツの中に入れます。
1分間でおもちゃ、コングなどそれぞれに点数を決め何個持って来たかを競います。
注意
オモチャをバケツの中に入れないと点数として数えられません。
ポイント
犬にモノをくわえることを教えましょう。
呼び戻しを確実にしましょう。
“出して”でモノを渡すことを教えます。
内容
犬にオモチャなど好きなモノをくわえさせ、ターゲットの近くまで行かせて「出して」でモノを落とさせます。
ターゲットに近い所にモノを置いたかを競います。
ハンドラーは椅子に座り、犬にモノをくわえさせます。
ターゲットに向かって犬を進ませ、「出して」で落とさせます。
ポイント
モノをくわえること、口から出すことを教えます。
犬に前進、バックすることなどを教えます。
内容
音楽に合わせて犬と踊ります。“ついて”を基本にトリックを組み合わせ3分以内の振り付け演技を行います。
注意
ソロやチームでダンスする、コスチュームで楽しむ、面白いものなど見ている人も楽しいものです。
ポイント
“ついて”の位置をキープできるように練習します。
“スピン”“サークル”“エイト”などのトリックを教えます。
犬の動きに合った曲選びをします。
内容
2チーム(4頭)対抗の「オイデ競争」です。
「位置について」と言われたら、各々のハンドラーは犬をホルダーに渡してゴールラインに行きます。
「ヨーイドン」の合図で、各チーム第一走者の犬が走ります。
ゴールしたら“お座り”をさせ、首輪を掴んで犬の頭の上に手を置きます。“頭、ポン”です。
次のハンドラーは「頭、ポン」を確認してから自分の犬を呼びます。
ゴール後、“お座り”“頭、ポン”をします。
これを繰り返し、アンカーの犬が“お座り”“頭、ポン”をした後、全員が“伏せ”をします。
早く“全員が伏せ”したチームの勝ちになります。
注意
ゴールライン内側でお座りをしなくてはいけません。
レーンを外れたり、隣の走者の邪魔をした犬は失格になります。
全員が伏せをしなければフィニッシュになりません。
ポイント
呼び戻しの確実性を高める
ハンドラーの前で座る
伏せの確実性を高める
内容
一頭の犬を4人のハンドラーで呼び戻しや“伏せ”などの指示に従って動かします。
二番目のハンドラーが犬を呼びます。“お座り→伏せ→お座り→お座り”をさせます。
順に四番目まで犬を呼び、それぞれ犬に違ったことをさせます。
(例)お回り、ローリング、吠えろ等
注意
何をさせるかの課題は、当日発表されます。
ポイント
犬が社会化されていないと他人のハンドリングができません。
内容
4頭の犬がそれぞれ「ワン、ワン、ワン」と3回吠えます。1チーム合計12回の吠え声の時間を計ります。
早いチームの勝ちになります。
注意
指示に従って吠えさせます。
ポイント
“吠えること”と“静かに”なることの区別を教えます。
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