Kさん&ハナちゃん(黒パグ)
★教室に来た訳
最初に
まさか自分がお金を出して犬を飼うなんて・・・。
義理の妹がペットショップで購入した子犬は、2日ともたずに亡くなりました。いいことなのか、悪いことなのか、生命保証に入っていたため、購入した金額は保証されるということ。それでも2日とはいえ大切な家族を失った彼女は、もう一度犬を飼うという気分にはなれなかったのです。
そこで子犬の購入権が私達夫婦のところへやってきました。
ちょうど仕事も辞めて一息ついたところで、幸いな事にペットOKな集合住宅。飼うのであればちゃんとしなければ、と犬の本を何冊か買い求め、それなりに勉強して、悩んで決めた犬種が「パグ」。犬種が決まったとなればいよいよペットショップへ。
およ?
およよよ?
先週も、先々週も見に来た時はいなかったのにパグがいるではありませんか!!
しかも黒い。
少しお値段がはったので、ダンナさんに電話を入れ、ダンナの到着を待つことしばし。
黒パグを見るダンナ
「この子にしようよ」即決
こうしてめでたく我が家に新しい家族が増えたのでした。
ジョイフルとの出合いはいたってシンプル。親戚がレッスンに通っていたってことです。しつけ本は読んだけれど、室内犬を飼うのは初めてだし、ちゃんとしつけてあげたくて、レッスンに通う事にしたのです。(飼い主が習い事好きってのもありますが)
★こんな風に変わりました
最初は生後2ヶ月だったので、レッスンではなく他の犬と遊んでもらいに行きました。ワクチンが済むまでは他の犬との接触は厳禁、みたいなことを言われてましたが、病気より、犬の社会化の大切さを取りました。おかげでどんなワンコも大好きなイイ子に育ちました。
さてレッスンが始まって、時折パグの「頑固」なところが見えかくれすることがチラホラ・・・。
座ったまま石のように動かなくなったり
でれーんと転がってしまったり
でもやる時はやってくれました、それなりに(笑)。
途中、私の方がこれでいいや、とだらけてしまったこともありました。その一つが「ご褒美(おやつ)をあげないとやってくれない」と思い込んでいたこと。これは私の大きな間違いでした。犬を信頼してあげなかった、飼い主失格です。それにやっと気がついたのは15回目、最後のレッスンでの終了テストの時でした。
餌なんか無くてもきちんとコマンドに従う事をハナは知っていました。
えらい、ハナでかしたぞ!!
親バカ丸出しで喜んだのは言うまでもありません。
レッスンを終えて、家ではふにゃら〜と過ごしているハナですが、散歩の時には私のコマンドに従ってテキパキ行動しています。途中の赤信号ではキチンと伏せして待ちます。廊下などの共有部分は下を歩かせることができないので抱いていますが、他の住人に吠えることもなく可愛がってもらっています。犬を飼う事で、声をかける人や、かけてくださる方が増えました。(もしハナが我がまま犬だったりしたらこんな風に接してはもらえなかったでしょう。)犬を飼って良かった、レッスン受けて良かったなって、つくづく思います。
引っ越してきたころは知り合いも無く、同じ住宅の住人でありながらほとんど会話が無い、ああ、今時はこんなものなのかな?寂しいなーと感じていたものです。ハナのおかげで近所づきあいが生まれました。ハナに感謝することがいっぱいです。
次の目標はアニマルセラピーに参加すること。ハナのぶさいく可愛い顔で、皆を和ませたいです。
★ジョイフルママからのメッセージ
ハナちゃんは、“社会性を育てよう”という観点から本格的なレッスンに入る前に何度も遊びに来てくださいました。ハナちゃんを通してパピークラスの必要性、重要性をあらためて感じました。
陽気な性格で支配性も強くはありませんが頑固な面があり“伏せ”には抵抗しました。ママも熱心でしたので、いまでは従順に従ってその愛嬌のある顔と相まって人気者です。
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